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[T76] 脳梗塞の炎症引き起こすタンパク質発見。抗体で治療も可能

徐々に進行する脳梗塞の炎症。気がついた時には手遅れに! そんな状態になっても脳梗塞の治療が可能な嬉しい発見です。 (医療介護CBニュースより) 脳梗塞が起きた際に、壊死した脳組織の中で放出される「ペルオキシレドキシン」というタンパク質が、炎症を引き起こし…

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脳梗塞の炎症を徐々に広げるタンパク質発見。抗体投与で治療への道が

前からタンパク質はいろいろな活躍や悪行を見せているということを紹介してきましたが、今回は「ペルオキシレドキシン」。
脳組織に炎症を引き起こして、脳梗塞の症状を悪化させるそうです。
炎症は徐々に進行するため、治療開始が遅れることも。
ペルオキシレドキシンの働きをストップする抗体投与で炎症を抑え、症状改善に繋がることで、人体の要である脳の疾患に新たな対策がまたできそうだ、と期待できますね。

(医療介護CBニュースより)

脳梗塞が起きた際に、壊死した脳組織の中で放出される「ペルオキシレドキシン」というタンパク質が、炎症を引き起こして症状を悪化させることを慶大の吉村昭彦教授らが発見した。このタンパク質の働きを妨げる抗体を投与すると、症状が改善することが明らかになっており、新たな治療法の開発につながる可能性がある。研究の成果は、英科学誌「ネイチャー・メディシン」オンライン版に20日付で掲載された。

 脳梗塞は、脳の血管が詰まるなどして血流が悪くなることで、脳組織が壊死する病気。その治療法は、発症直後に血栓溶解薬を投与するなど限られている。
 一方で、徐々に炎症が起こって脳組織が腫れることにより、梗塞領域が広がったり、神経症状が悪化したりすることがあり、炎症を抑えることも重要と考えられている。

 今回の研究で、炎症を起こす新たなメカニズムが判明したことにより、治療開始が遅れた患者に対する治療法の開発につながる可能性があるという。

 脳梗塞の日本国内での患者数は約96万人と推定される。

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