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(産経新聞より)
東京マラソンの「ラカタンバナナ」に関心 疲労回復も
3月22日の東京マラソンで提供される「ラカタンバナナ」がスーパーなどの青果売り場でも消費者の関心を集めている。
マラソンを楽しむ市民ランナーの課題は走行中の給水、給食だ。東京マラソンでも15カ所の給水所の内2〜4カ所でパンやあめ、チョコレートなどが提供されるが、人気が高いのはバナナ。含まれる糖質の体内吸収速度が速いためだ。「ラカタンバナナ」は昨年同様、ドール社が6万本を提供。通常品種に比べ、クエン酸が多く含まれ、疲労回復効果があるという。
(産経新聞より)
生きたがん細胞だけ光らせる 微小でも判別可能に
生きたがん細胞だけを光らせる検査分子を、東大大学院薬学系研究科の浦野泰照准教授らが開発した。小さながんの診断や摘出手術に役立つ成果で、この技術を使って微小ながんを持つマウスの患部を除去することにも成功した。米科学誌「ネイチャー・メディシン」(電子版)に発表した。
浦野准教授と米国立衛生研究所の小林久隆・主任研究員との共同実験による成果。がん細胞だけに取り込まれる抗体タンパク質と、がん細胞内の環境を検知して光を出す蛍光分子を組み合わせた。がん細胞に入り込んだ抗体タンパク質が、弱酸性の性質を持つ小器官に運ばれることに着目。弱酸性の環境に反応したときだけに光るよう、蛍光分子を設計した。この検査分子を、がんを発症させたマウスに注射すると、早ければ数時間でがん細胞だけが光り始めたという。
がんを検出する方法としては、PET(陽電子放出断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像法)などの技術があるが、従来の検査分子はがん細胞に取り込まれなかった場合にも反応してしまうため、ミリ単位の微小がんの検出は難しかった。
今回の技術は、数ミリ程度の微小がんでも判別できる。また、がん細胞が死ぬと光も消えるため、治療効果を確認しながら手術を行うことも初めて可能になった。浦野准教授は、「小さながんでも見落しが少なくなり、1回の手術で終わらせることもできる。5年以内の実用化を目指したい」と話している。
(毎日新聞より)
<がん>誘発するたんぱく質を特定 九大グループ
九州大生体防御医学研究所の中山敬一教授(細胞生物学)のグループが、がんを抑制する遺伝子「p53」の働きを妨げるたんぱく質を特定した。このたんぱく質はがんを誘発する機能があり、増殖すると、がんを発症しやすくなると考えられている。たんぱく質の働きを解明することで、新たな抗がん剤の開発につながる可能性もある。18日付の英科学誌「ネイチャー・セル・バイオロジー」電子版で発表した。
p53は、異常な速さで増殖するがん細胞などを根絶するため、細胞を自滅に導く機能がある。だが、がん細胞と同レベルの速さで著しく増殖する胎児期の細胞はp53の影響を受けず、その理由は謎とされてきた。
研究グループは、p53に結合し、胎児期に多く生産されるたんぱく質「CHD8」に着目。胎児期のマウスによる実験で、CHD8が結合したp53が機能しなくなることを突き止めた。また、これまでの研究では、培養したがん細胞ではCHD8の発現量が多く、マウスにCHD8を皮下注射するとがんを発症する傾向も出ているという。
中山教授は「CHD8はがんを誘発する“がん遺伝子”といえる。CHD8の機能を抑える薬を開発すれば新しい抗がん剤になると期待できる」と話している。
(ITmediaより)
米大学生、「ガンに効くビール」作りに挑む
米ライス大学の学生が、遺伝子工学を用いてガン予防効果のあるレスベラトロールを含むビールを作り出そうとしている。レスベラトロールはワインに含有される化学物質で、ガンや心臓病を抑制することが動物実験で示されている。
この「BioBeer」はまだ1滴もできておらず、ビールの発酵とレスベラトロールの生成を同時に行う遺伝子組み換えイーストを作っている段階。数週間以内に試験的に醸造する予定だが、実験に必要なケミカル「マーカー」を含むため、これを取り除くまでは飲めないと研究チームは述べている。
研究チームは、市販のビールで使われているイーストの遺伝子の2つの部分を組み換えている。1つ目の部分は、イーストが糖を代謝し、中間物質を分泌できるようにする。この中間物質を、2つ目の部分がレスベラトロールに変換する。2つ目の部分は組み換えができているが、1つ目の部分はまだ作業中としている。
BioBeerは、11月上旬に開かれる国際大学対抗遺伝子工学技術応用機械(iGEM)コンペティションに出品される予定。なお、研究チームの学生のほとんどは、法律で飲酒が認められる年齢に達していないという。
Author:カミガタ
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